執着の終着

2004年7月6日
器用に履き替えて
一番のお気に入りを忘れかけるんだ

不器用な僕は
かかとをすり減らして今日も歩く

もし一番のお気に入りを忘れたら
きっと捨ててしまうんだろう

穴の開いたただの靴を
愛することはできないから

不器用な僕は
直すことも出来ずに
かかとをすり減らして今日も歩く

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